振り返る

活動報告書を作る

1年間やイベントの活動を、会員、協力してくれた人、助成元に伝える報告書にまとめます。載せる項目、数字と声の使い方、写真の扱い、書く負担を減らす工夫を案内します。

版 1.0更新 改善の提案を受付中

さとる

報告書は、お金を出してくれた人への説明でもあるけど、何より「自分たちがやってきたこと」を形に残すものなんだ。読み返すと、けっこう元気が出るよ。

こんなときに

  • 総会で、1年間の活動を報告する
  • 助成金の実績報告書を出す必要がある
  • 協力してくれた人や地域の人に、活動の成果を伝えたい
  • 来年の担当に、今年の活動を伝えたい

なぜやるの?

活動報告は、会費や寄付、助成金、協力をしてくれた人への説明です。きちんと報告されると、また応援しようと思ってもらえます。

それだけではありません。報告書は、団体が何をしてきたかの記録になります。担当が変わっても、報告書を読めば団体の歩みがわかります。

始める前に

集めておくもの

  • 活動ごとの日時・場所・参加人数
  • アンケートの結果や、参加者の声
  • 会計の記録(会計を管理する)
  • 写真(載せてよい許可があるもの)
  • 振り返りの記録

助成金の報告の場合は、助成元が決めた様式と、書く項目を最初に確認します。

実際にやってみる

  1. 載せる項目を決める

    総会向けの報告書なら、次の項目がよく使われます。

    項目書くこと
    はじめに1年間をふり返った、代表のひとこと
    活動の目的団体が何のために活動しているか
    活動の一覧日時、内容、参加人数
    主な活動の様子写真と、参加者の声
    成果と課題うまくいったこと、まだできていないこと
    会計報告収入と支出のまとめ
    来年に向けて次の年に取り組むこと
    協力してくれた人へのお礼団体、個人、助成元
  2. 活動の一覧を表にする

    日時、内容、参加人数を表にまとめます。ふだんから参加者の記録を残していれば、ここはすぐに作れます。

  3. 数字と声を組み合わせる

    「参加者は延べ120人でした」という数字に、「家だと一人だったけど、ここなら友だちと勉強できた」という参加者の声を添えると、活動の意味が伝わります。

  4. 成果と課題を正直に書く

    うまくいかなかったことも書きます。課題を正直に書いてあると、読む人の信頼につながり、来年の改善点も明確になります。

  5. ほかの人に読んでもらう

    数字の間違い、写真の許可、個人が特定される情報がないかを、別の人に確認してもらいます。

  6. 配って、保存する

    会員や協力者に配り、団体のフォルダにも保存します。ホームページやSNSで公開する場合は、公開してよい内容かをもう一度確かめます。

書く負担を減らすには

  • 活動のたびに「日時・内容・人数・写真1枚・声1つ」を記録しておくと、年度末にまとめるだけで済みます
  • 文章の下書きは、AIに手伝ってもらうこともできます(AIで文章づくりを手伝ってもらう)

ポイント

  • 報告書は、応援してくれた人への説明であり、団体の歩みの記録
  • 活動の一覧、様子、成果と課題、会計、来年に向けて、をまとめる
  • 数字に参加者の声を添えると、活動の意味が伝わる
  • うまくいかなかったことも正直に書く

使えるもの

コピーして、自分たちの団体に合わせて書きかえて使えるように準備しています。

  • 活動報告書テンプレート
    準備中

実際の例を見る

準備中

実際の活動で使われた資料を、個人情報を取り除いてから、なぜそうしたのかの解説と一緒に掲載する予定です。

現場ではこうしてる

募集中

「自分たちはこうしている」「ここで困った」「こう変えたら楽になった」。あなたの現場の工夫を教えてください。届いた声は、このページを良くするために使います。

あなたの実践を教える →

この方法が正解なの?

団体によって、人数も活動の内容も違います。ここでは、まず試しやすい形を紹介しています。自分たちに合わなければ、使いやすいように変えてください。最後に決めるのは、活動しているあなたたちです。

このページは、みんなで育てています

誰かの実践を、次の誰かの道具に。使ってみて気づいたことが、次の人の役に立ちます。

  1. 使う
  2. 自分たちに合わせて変える
  3. 試す
  4. 共有する
  5. 反映する
  6. 次の誰かが使う

版 1.0公開 2026.10.03改善に協力した人・団体:まだいません利用条件:CC BY 4.0