振り返る

アンケートを作る

何を知りたいのかから逆算して、答えやすく、次に生かせるアンケートを作ります。質問の作り方、選択肢の注意、配り方、集めたあとの使い方まで案内します。

版 1.0更新 公式情報の確認 改善の提案を受付中

さとる

「とりあえずアンケート取っておこう」で作ると、集まったあとに「で、これをどう使うんだっけ?」になりがちなんだ。

こんなときに

  • イベントの最後にアンケートを取りたい
  • 毎回アンケートを取っているが、結果を使えていない
  • 質問が多すぎて、回答が少ない
  • 次の企画のために、参加者の声を集めたい

なぜやるの?

アンケートは、参加者の声を次の活動に生かすための道具です。ただし、聞きたいことがはっきりしていないと、集めた答えを使えません。

先に「何を判断するために聞くのか」を決めると、質問の数がしぼれて、答える人の負担も減ります。答えやすいアンケートは回答も多く集まり、結果の信頼性も上がります。

始める前に

決めておくこと

  • アンケートの結果を、何に使うのか(次回の日程を決める、内容を改善する、報告書に載せる、など)
  • 誰に答えてもらうのか
  • 紙にするか、フォームにするか(両方用意すると答える人を選びません)

実際にやってみる

  1. 知りたいことを3〜5個にしぼる

    「これがわかったら、次に何を変えるか」が言える質問だけを残します。答えを見ても何も変わらない質問は、思い切って消します。

  2. 質問を作る

    選択式と自由記述を組み合わせます。

    知りたいこと質問の例形式
    満足したか今日の内容はいかがでしたか?5段階
    どこで知ったかこのイベントを何で知りましたか?選択(複数可)
    次回の参加次回も参加したいですか?選択
    良かったこと良かったことを教えてください自由記述
    改善してほしいこともっとこうだったら、ということはありますか?自由記述
  3. 答えやすさを確かめる

    • 1つの質問で2つのことを聞いていないか(「内容と時間はどうでしたか?」は分ける)
    • 選択肢に「その他」や「わからない」があるか
    • 答えを誘導する聞き方になっていないか(「とても良かったですよね?」など)
    • 全部で3分以内に答えられるか
  4. 配り方を決める

    当日その場で答えてもらうのが、いちばん回答が集まります。フォームの場合は、QRコードを会場に掲示し、終わる5分前に「今お願いします」と時間をとります。

  5. 集計して、使う

    選択式は数を数え、自由記述は似たものをまとめます。量が多いときはAIでアンケート結果を整理するも使えます。結果は振り返りの会議で共有します。

名前や連絡先は聞かない

感想を聞くアンケートでは、名前や連絡先は聞かないほうが、正直な答えが集まりやすくなります。連絡先がほしい場合は、「次回の案内を希望する人だけ」の別の欄にします。

ポイント

  • 先に「結果を何に使うか」を決め、質問を3〜5個にしぼる
  • 1つの質問で1つのことを聞き、誘導しない聞き方にする
  • 当日その場で、時間をとって答えてもらうと回答が集まる
  • 感想のアンケートでは、名前や連絡先は聞かない

使えるもの

コピーして、自分たちの団体に合わせて書きかえて使えるように準備しています。

  • アンケートテンプレート
    準備中

実際の例を見る

準備中

実際の活動で使われた資料を、個人情報を取り除いてから、なぜそうしたのかの解説と一緒に掲載する予定です。

現場ではこうしてる

募集中

「自分たちはこうしている」「ここで困った」「こう変えたら楽になった」。あなたの現場の工夫を教えてください。届いた声は、このページを良くするために使います。

あなたの実践を教える →

この方法が正解なの?

団体によって、人数も活動の内容も違います。ここでは、まず試しやすい形を紹介しています。自分たちに合わなければ、使いやすいように変えてください。最後に決めるのは、活動しているあなたたちです。

参考にした情報

サービスの内容や手続きは変わることがあります。この情報は に確認しました。使う前に、公式の情報も確かめてください。

このページは、みんなで育てています

誰かの実践を、次の誰かの道具に。使ってみて気づいたことが、次の人の役に立ちます。

  1. 使う
  2. 自分たちに合わせて変える
  3. 試す
  4. 共有する
  5. 反映する
  6. 次の誰かが使う

版 1.0公開 2026.10.03改善に協力した人・団体:まだいません利用条件:CC BY 4.0