AIでアンケート結果を整理する
自由記述がたくさん集まったアンケートを、AIに手伝ってもらって分類・要約します。個人情報の取り除き方、お願いの仕方、人が確かめるべきところを案内します。
自由記述は宝の山なんだけど、100件読んでまとめるのは大変だよね。AIに仕分けを手伝ってもらうと、読む時間を「どう生かすか考える時間」に回せるよ。
こんなときに
- アンケートの自由記述が多く、読んでまとめる時間がない
- 集計が一人の担当に任されている
- 振り返りの会議で、アンケートの結果を短く共有したい
- 活動報告や助成金の報告に、参加者の声をまとめて載せたい
なぜやるの?
アンケートの自由記述には、選択肢では見えない、参加者の本当の声が入っています。ところが、件数が多いと読んで分類するだけで大変で、結局「良かった、の声が多かった」で終わってしまうことがあります。
AIに分類や要約を手伝ってもらうと、全体の傾向を早くつかめます。そのぶん、声をどう次に生かすかを話し合う時間がとれます。
始める前に
用意するもの
- アンケートの回答(スプレッドシートなど)
- 生成AIのサービス
実際にやってみる
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個人が特定される情報を取り除く
回答の表をコピーして、名前や連絡先の列を消します。自由記述の中に名前などが書かれていないかも、ざっと確認します。
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自由記述の列だけを渡す
選択式の質問の集計は、スプレッドシートの機能で十分です。AIには、自由記述の部分を渡します。
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整理の仕方をお願いする
お願いの文章の例です。
次は地域のイベントのアンケートの自由記述です。 ・似ている意見をまとめて、5〜8個のグループに分けてください。 ・グループごとに、件数と、代表的な意見を2つ(原文のまま)挙げてください。 ・改善の提案になっている意見を、別に一覧にしてください。 ・原文にないことは書かないでください。
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元の回答と見比べる
AIの分類と件数を、元の回答と見比べて確かめます。少数でも大事な意見(安全に関わること、困っている人の声など)が、まとめの中で消えていないか特に注意します。
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振り返りに使う
整理した結果を、振り返りの会議や報告書に使います。代表的な意見は、要約ではなく原文のまま載せると、参加者の声が伝わります。
ポイント
- AIは、自由記述の分類と要約の手間を減らすのに向いている
- 入力する前に、個人が特定される情報を取り除く
- 「原文にないことは書かない」「代表的な意見は原文のまま」と伝える
- 少数でも大事な意見が消えていないか、人が元の回答と見比べる