お金を管理する

団体口座を作る

代表者の個人口座ではなく、団体の名前の口座を作ります。任意団体で口座を作るときに必要になりやすい書類、口座名義の決め方、通帳と印鑑の管理を案内します。

版 1.0更新 公式情報の確認 改善の提案を受付中

さとる

会費を代表の個人口座で預かっていると、代表が引っ越したり、急に連絡が取れなくなったりしたとき、誰もお金に手を付けられなくなるんだ。

こんなときに

  • 会費や参加費を、代表者や会計担当の個人口座で預かっている
  • 助成金を受け取ることになり、団体名義の口座が必要になった
  • 個人のお金と団体のお金が混ざっていて、管理が難しい
  • 会計担当が交代するたびに、お金の移し替えが発生している

なぜやるの?

団体のお金を個人の口座で預かると、個人のお金と団体のお金が混ざってしまいます。担当の人に悪気がなくても、あとから説明するのが難しくなります。

団体の名前の口座があれば、お金の出入りが通帳にそのまま残り、会計の記録もつけやすくなります。助成金の受け取りや、行政・企業との取引でも、団体名義の口座を求められることがよくあります。

始める前に

知っておくこと

法人格のない任意団体も、条件を満たせば団体名義の口座を作れることが多いです。ただし、必要な書類や手続きは、金融機関によって違います。必ず、作りたい金融機関の窓口かホームページで確認してください。

よく求められる書類

  • 団体の規約や会則(代表者の決め方などが書かれたもの)
  • 代表者を選んだことがわかる、総会などの議事録
  • 代表者と、手続きに行く人の本人確認書類
  • 活動の内容がわかる資料(活動報告やチラシなど)
  • 会員の名簿や、収支の状況がわかる資料を求められることもあります

実際にやってみる

  1. 金融機関を選ぶ

    団体の活動場所の近くにある金融機関や、手数料、ネットで残高を確認できるかなどを比べて選びます。地域の信用金庫や、ゆうちょ銀行を使う団体も多くあります。

  2. 必要な書類を確認する

    選んだ金融機関で、任意団体(「人格のない社団」と書かれることもあります)の口座開設に必要なものを確認します。わからないときは、窓口に電話で聞くのが確実です。

  3. 会則と議事録をそろえる

    会則がない場合は、先に作ります(会則を作る)。会則には、団体の名前、目的、代表者の決め方、会計のことが書かれているか確認します。代表者を決めた会議の議事録も用意します。

  4. 口座の名義を決める

    多くの場合「団体名+代表者の肩書と名前」(例:○○の会 代表 山田花子)の形になります。代表が交代したら、名義の変更手続きが必要になることを覚えておきます。

  5. 窓口で手続きする

    書類をそろえて、窓口で手続きします。審査に時間がかかることもあるので、助成金の振込などの期限がある場合は、早めに動きます。

  6. 通帳と印鑑の管理を決める

    通帳と届出印は、別々の人が保管するのが基本です。1人で通帳も印鑑も持っていると、確認する仕組みが働かなくなります。誰が何を持っているかは、引き継ぎのメモに書いておきます。

ポイント

  • 団体のお金は、団体名義の口座で管理し、個人のお金と分ける
  • 必要な書類は金融機関によって違うので、必ず事前に確認する
  • 会則と、代表者を選んだ議事録を用意しておく
  • 通帳と届出印は、別々の人が保管する

使えるもの

コピーして、自分たちの団体に合わせて書きかえて使えるように準備しています。

  • 会則テンプレートテンプレート
    準備中
  • 団体名簿表
    準備中

実際の例を見る

準備中

実際の活動で使われた資料を、個人情報を取り除いてから、なぜそうしたのかの解説と一緒に掲載する予定です。

現場ではこうしてる

募集中

「自分たちはこうしている」「ここで困った」「こう変えたら楽になった」。あなたの現場の工夫を教えてください。届いた声は、このページを良くするために使います。

あなたの実践を教える →

この方法が正解なの?

団体によって、人数も活動の内容も違います。ここでは、まず試しやすい形を紹介しています。自分たちに合わなければ、使いやすいように変えてください。最後に決めるのは、活動しているあなたたちです。

参考にした情報

サービスの内容や手続きは変わることがあります。この情報は に確認しました。使う前に、公式の情報も確かめてください。

このページは、みんなで育てています

誰かの実践を、次の誰かの道具に。使ってみて気づいたことが、次の人の役に立ちます。

  1. 使う
  2. 自分たちに合わせて変える
  3. 試す
  4. 共有する
  5. 反映する
  6. 次の誰かが使う

版 1.0公開 2026.10.03改善に協力した人・団体:まだいません利用条件:CC BY 4.0