Canvaでチラシを作る
デザインの経験がなくても、Canvaを使って伝わるチラシを作ります。載せる情報の順番、読みやすくする基本、印刷とSNS用の書き出し、チームでの使い方を案内します。
チラシは、きれいさより「3秒で何のイベントかわかるか」が大事なんだ。テンプレートを使えば、見た目はかなり助けてもらえるよ。
こんなときに
- イベントのチラシを、はじめて作る
- ワープロソフトで作ると、どうしても見た目が整わない
- 毎回、同じ人がチラシを作っている
- 印刷用とSNS用で、別々に作るのが手間
なぜやるの?
チラシは、活動を知らない人との最初の接点です。情報が多すぎたり、日時が見つけにくかったりすると、興味を持ってもらう前に見過ごされます。
Canvaは、ブラウザやスマホで使えるデザインの道具です。テンプレートを使えば、デザインの経験がなくても見た目を整えやすく、同じデザインを印刷用とSNS用に作り分けるのも簡単です。団体で共有すれば、作る人を交代しやすくなります。
始める前に
用意するもの
- 載せる情報(イベント名、日時、場所、対象、参加費、申込方法、問い合わせ先)
- 使ってよい写真やイラスト(写っている人の許可があるもの)
- 申込フォームのURL(QRコードにします)
知っておくこと
- Canvaは無料でも使えます。NPO法人などの非営利団体は、条件を満たすと有料の機能を無料で使えるプログラムがあります。日本ではNPO法人や公益法人などの法人格が対象で、条件は変わることがあるので、公式の情報を確認してください
実際にやってみる
-
載せる情報を、大事な順に並べる
チラシを見た人が知りたい順は、だいたい次のとおりです。
順番 情報 大きさの目安 1 何のイベントか(タイトル) いちばん大きく 2 いつ・どこで 2番目に大きく 3 誰が来ていいか・いくらか 中くらい 4 どうやって申し込むか 中くらい・QRコード 5 主催・問い合わせ先 小さく、下のほう -
テンプレートを選ぶ
Canvaで「チラシ」を検索し、文字の量が少なめのテンプレートを選びます。写真がたくさん入るテンプレートは、自分たちの写真が足りないと作りにくいので注意します。
-
文字を差し替える
テンプレートの文字を、自分たちの情報に差し替えます。文字を詰め込みすぎないことが大事です。説明したいことが多いときは、くわしくは申込ページに書き、チラシには要点だけを載せます。
-
読みやすさを確かめる
スマホの画面で縮小して見て、タイトルと日時が読めるかを確かめます。背景の写真の上に文字を置く場合は、文字が読みにくくなっていないかに注意します。
-
QRコードを入れる
申込フォームのURLからQRコードを作って入れます。入れたら、必ず自分のスマホで読み取って、正しいページが開くか確かめます。
-
用途に合わせて書き出す
印刷用はPDF(印刷用)で、SNS用は画像で書き出します。SNS用は、同じデザインのサイズを正方形などに変えて作ると、投稿しやすくなります。
-
団体で共有しておく
作ったデザインは、団体のチームやフォルダに保存します。次回は、このデザインを複製して日付と内容を変えるだけで作れます。
よくある失敗
- 日時の曜日が違う:必ず別の人が、カレンダーと見比べて確認します
- 問い合わせ先が個人の電話番号:団体の連絡先を使うか、載せてよいか本人に確認します
- 写真の許可を取っていない:子どもの写真は特に、保護者の許可を取ります
ポイント
- チラシは「3秒で何のイベントかわかるか」を大事にする
- 情報は、タイトル→日時と場所→対象と費用→申込方法→問い合わせ先の順に
- QRコードは、自分のスマホで読み取って確かめる
- デザインを団体で共有し、次回は複製して使う